研究課題/領域番号 |
18H01727
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26040:構造材料および機能材料関連
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研究機関 | 芝浦工業大学 (2020) 東北大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
大口 裕之 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (40570908)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 薄膜 / 全固体電池 / 固体電解質 / 界面 / 錯体水素化物 / 水素化物 / 高真空 / エピタキシャル薄膜 / Liイオン伝導 / 電極-電解質界面 |
研究成果の概要 |
本研究は、次世代電池として期待を集める全固体電池の開発促進を目指して、電池高エネルギー密度化の切り札である金属Li負極との相性が良い電解質LiBH4の薄膜高品質化に取り組んだ。そして、極めて平坦かつ純度の高いLiBH4薄膜を再現性良く合成できる手法を確立した。また、LiBH4薄膜を電解質とする全固体電池開発の準備として、LiCoO2正極の薄膜化も実施した。さらに、LiBH4電解質とLiCoO2正極の安定的な接合を実現するために、電池動作に対する高い安定性が知られるLiIについての薄膜化を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、電解質と電極の接合部で起こる化学現象を、薄膜技術を使用することでこれまでより深く理解することが可能になった。また、IoT情報ネットワークの普及に必須の自立型センサの電源と期待される薄膜型全固体電池の開発へ向けて前進した。
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