研究課題/領域番号 |
18H01842
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分28050:ナノマイクロシステム関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
石田 忠 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80517607)
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研究分担者 |
林 智広 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (30401574)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | マイクロ流路 / SEM / 電子線透過膜 / 液中細菌 / 極薄電子線透過膜付きマイクロ流路 / 誘電泳動 / 細菌 / ウイルス / マイクロ流路技術 / バイオフィルム / MEMS寒天セル / 光ピンセット / 壁なし流路 / 開放型マイクロ流路 / 精密位置決め技術 / 細菌観察 / 電子顕微鏡 / 極博化 / 粗微動ステージ駆動機構 / 寒天マイクロ流路 / 液体セル |
研究成果の概要 |
耐性菌の増加が懸念される中、耐性菌の新規治療方法の開発が遅れている。そこで、これまでバイオ分野であまり注目されていなかった無機元素の観点から、液中細菌を高分解能観察するための技術を開発した。高分解能で電子顕微鏡観察するための薄膜技術や細菌搬送技術を開発し、液中細菌の高分解能観察を実現した。これにより数百nm級の構造やウイルスの観察も可能となった。さらに、細菌の無機元素の検出にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、液中細菌やウイルスの高分解能観察と無機元素分析を可能とした。これにより、これまで得られなかった細菌の生命現象に関する知見や細菌とウイルスの相互作用を高分解能で観察できるようになる。これらの知見は、耐性菌の新規治療方法の開発に大いに役立つと考えられる。
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