研究課題
基盤研究(B)
低炭素社会の実現には、電気自動車の性能向上を実現する高エネルギー密度のリチウムイオン電池が求められている。本研究課題ではそのためのコア技術となるリチウムイオン電池用電極材料について、学術的な観点から” 準安定化合物”をキーワードとした蓄電池材料設計指針の革新を実現し、その結果を元に新材料の創製を実現する。実際にリチウム過剰型の新規準安定相化合物の材料合成に成功し、従来材料と比較して高エネルギー密度が得られることを確認した。
リチウムイオン電池を搭載した電気自動車の市場が世界中で拡大を続けている。また、再生可能エネルギーとしての太陽光発電の低コスト化が進んでおり、自然エネルギーのさらなる活用と脱炭素社会の構築が求められている。そのためには蓄電池の高性能化が求めれており、本研究課題では、蓄電池の高性能化に繋がる準安定相材料の研究成果が得られており、これは、将来的な電気自動車の高機能化と脱炭素社会の実現に大きく貢献することが期待できる。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 14件、 招待講演 14件) 備考 (1件)
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