研究課題/領域番号 |
18H02205
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39040:植物保護科学関連
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
吉田 健太郎 神戸大学, 農学研究科, 准教授 (40570750)
|
研究分担者 |
八丈野 孝 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (10404063)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | 1細胞 / RNAシークエンス / マイクロインジェクション / うどんこ病 / オオムギ / コムギ / うどんこ病菌 / エフェクター / 病害抵抗性 / RNA sequencing / レーザーインジェクション / 1細胞 |
研究成果の概要 |
1960年代から絶対寄生菌であるうどんこ病菌を用いた細胞学的研究が行われてきた。病原性のうどんこ病菌が感染した細胞では、本来感染できない非病原性のうどんこ病菌菌が感染できるなど興味深い現象が報告されてきたが、その分子機構については不明であった。本研究では、うどんこ病菌が感染した1細胞における遺伝子発現を網羅的に検出する手法と、植物と植物病原菌の攻防に関わるタンパク質を標的1細胞に導入するインジェクション技術を開発し、現象の背景にある分子機構に迫った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物が病気になるのは、糸状菌などの植物病原菌による。植物病原菌と植物の感染を巡る攻防は細胞レベルで起きている。これまでにうどんこ病菌とムギ類植物の1細胞レベルで詳細な観察がされてきたが、その分子の実体の全容は解明されていない。うどんこ病菌とムギ植物の攻防を巡る両者の分子の動態と機能を明らかにするための新たな研究技術を開発したことで、これらの分子を解明への貢献が期待される。
|