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無限分裂する生殖腺体細胞と幹細胞を用いた卵子作製技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18H02324
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分42010:動物生産科学関連
研究機関岩手大学

研究代表者

福田 智一  岩手大学, 理工学部, 教授 (40321640)

研究分担者 谷 哲弥  近畿大学, 農学部, 講師 (70319763)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
キーワード畜産学 / 幹細胞 / 分化誘導 / 産業動物 / 細胞分化 / 動物生命科学 / 生殖細胞 / 人工多能性幹細胞 / 無限分裂 / 細胞培養 / 卵子
研究成果の概要

ブタiPS細胞から始原生殖細胞への誘導を実施した。OCT3/4, NANOG, SOX2, KLF4の発現レベルは顕著ではなかった。初期始原生殖細胞のマーカーであるKLF2, TRAP2C, CD38遺伝子においては21検体中、15検体を超えるサンプルにおいて遺伝子発現の上昇が確認された。MesodermのマーカーであるEMOSにおいては差は認められなかった。EndodermマーカーであるSOX17においては、顕著な発現上昇を見せた。本研究では産業動物由来の幹細胞において始原生殖細胞誘導に成功した初の例である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年ゲノム育種の発展により優良な種畜の重要性が増している。乳牛先進国のカナダでは従来の表現型を元にした育種価計算から、多型配列を元にしたゲノム育種価だけでの選抜を開始した。人工授精により雄側は高い選抜強度が可能になるが、繁殖雌の場合、集団サイズを維持するため強い選抜をかけることができない。この問題を解決のため、研究代表は優良な雌の卵子を試験管内で無限に作製することを発想した。また、iPS細胞は無限に分裂する機能を有しているので、理論上は幹細胞から生殖細胞誘導が可能になれば、試験官内で生殖細胞を無限に作製できることになる。

報告書

(2件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-12-25  

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