研究課題/領域番号 |
18H02784
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
吉川 哲史 藤田医科大学, 医学部, 教授 (80288472)
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研究分担者 |
井平 勝 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (10290165)
三浦 浩樹 藤田医科大学, 医学部, 助教 (10751761)
東本 祐紀 藤田医科大学, 医療科学部, 助教 (20569701)
谷口 孝喜 藤田医科大学, 医学部, 名誉教授 (40094213)
河本 聡志 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (60367711)
菅田 健 藤田医科大学, 医学部, 講師 (60454401)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2020年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | ロタウイルスワクチン / リバースジェネティックス / 性器ヘルペスワクチン / 粘膜免疫 / リコンビナントワクチン / ロタウイルス / 性器ヘルペス / ワクチン / HSV-2 |
研究成果の概要 |
ロタウイルスリバースジェネティクスシステムによりHSV-2 gD組み込みSA11(rSA11-gD2)を作製した。感染細胞の培養上清を用いて、western blottingにてHSV-2 gD蛋白の発現を確認した。 次に、In vivoでの免疫原性を確認するため、マウスに計2回rSA11-gD2を経口接種した。2回目接種後4週間の血清を採取し中和抗体法を行ったが、中和抗体は陰性だった。その後、8週令マウスに同様の接種実験を行った結果、ELISA法でRV IgG、IgA抗体の上昇と、HSV-2gD IgG抗体価の有意上昇を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既に安全性の確立され、定期接種ワクチンとして使用されている弱毒生ロタウイルスワクチンを基盤として、グローバルな観点から公衆衛生学的に重要課題として認識されている性器ヘルペスを予防するためのワクチン開発につながる基盤技術を確立した。新規ワクチンプラットフォームの中でも、性器ヘルペス予防に重要な粘膜免疫を安全かつ効果的に誘導できるものは限られており、本研究成果の意義は極めて高いと考えられる。今後、粘膜免疫が感染防御に重要と考えられる感染症の予防法開発という意味でも、その意義は高い。
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