研究課題/領域番号 |
18H02871
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
島田 光生 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10216070)
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研究分担者 |
平山 明由 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任講師 (00572405)
常山 幸一 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10293341)
池本 哲也 徳島大学, 病院, 特任教授 (20398019)
安友 康二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (30333511)
濱田 康弘 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (30397830)
齋藤 裕 徳島大学, 病院, 特任助教 (50548675)
片桐 豊雅 徳島大学, 先端酵素学研究所, 教授 (60291895)
森根 裕二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (60398021)
居村 暁 徳島大学, 病院, 特任教授 (90380021)
親泊 政一 徳島大学, 先端酵素学研究所, 教授 (90502534)
岩橋 衆一 徳島大学, 病院, 特任助教 (30531751)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 脂肪肝炎 / 肝再生 / 肝微小環境 / 脂肪組織 / 腸肝関連 / 肝不全 / NASH / NAFLD / 腸管関連 |
研究成果の概要 |
メタボリック症候群増加に伴う非アルコール性脂肪肝炎(NASH)における肝再生不全は肝臓外科領域において克服すべき課題である。我々は、NASH肝再生機能不全の解明と統合的治療法の開発に関する研究を行い、NASH肝再生不全が小胞体ストレス応答不全に起因する再生制御因子・エネルギー不全により誘導されることや、細胞治療を目的とした3次元培養法による脂肪由来幹細胞からの肝細胞様細胞分化誘導法の確立、肥満手術が腸肝連関によりNASHを改善することなど、NASH肝再生機能不全のメカニズムや制御法に関する新たな知見を得た。今後はこれらの研究をさらに推進するとともに臨床応用に向けた研究を継続する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肝臓外科領域おいて、NASH術後機能不全は明らかで、術前後に何らかのInterventionを加えるべきとの意見がある一方、肝再生不全治療ターゲットとなる病態解明には至っていなかった。しかしながら、メタボリック症候群に伴うNASHに対する外科治療は急激に増加の一途をたどっている。そのような現状のもと、NASH術後機能不全の原因究明と統合的治療戦略の確立を目指すことは社会的にも意義のあることである。
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