研究課題/領域番号 |
18H02977
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
栗原 英見 広島大学, 医系科学研究科(歯), 名誉教授 (40161765)
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研究分担者 |
加治屋 幹人 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (00633041)
池谷 真 京都大学, iPS細胞研究所, 准教授 (20442923)
水野 智仁 広島大学, 病院(歯), 講師 (60325181)
藤田 剛 広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (80379883)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞集塊 / C-MSCs / 神経堤細胞由来間葉系幹細胞 / iPS細胞 / 立体複合化 |
研究成果の概要 |
これまでに研究代表者らは、骨髄由来間葉系幹細胞(MSCs)と細胞自身が産生する細胞外基質(ECM)を利用して間葉系幹細胞集塊Clumps of MSCs/ECM complexes (C-MSCs)を樹立していた。直径1mmほどの三次元的細胞塊であるC-MSCsは、培養条件によって細胞性質を調整後、人工材料を用いることなく欠損部に移植可能で、組織再生を誘導する。 本研究では、顎顔面の発生に関与する
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
神経堤細胞は第4の胚葉と呼ばれるほどの多分化能を有し、歯周組織の起源となる細胞であるため、歯周組織再生療法にとって最適な細胞といえる。しかし、発生期のごく限られた時期にのみ見られる細胞であるため、患者から分離して利用することは難しい。 そこで本研究では、iPS細胞から誘導した神経堤細胞由来MSCsを樹立し、さらにその細胞性質を適切に発揮させるために、研究代表者らの独自技術である細胞集塊培養技術を応用した細胞治療法の開発を行った。本研究成果は、これまでにない効果的な歯周組織再生療法の実現につながる可能性がある。
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