研究課題/領域番号 |
18H03054
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
牟礼 佳苗 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (90268491)
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研究分担者 |
下川 敏雄 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (00402090)
服部 園美 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (00438285)
宮井 信行 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (40295811)
上松 右二 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (90223502)
竹下 達也 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20150310)
内海 みよ子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (00232877)
志波 充 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 名誉教授 (50178894)
有田 幹雄 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 名誉教授 (40168018)
島袋 美絵 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (70776939)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 個別化予防 / 動脈硬化 / 遺伝子型 / 細胞外小胞 / miRNA / 認知機能 / バイオマーカー / 分子栄養学 / ゲノム情報 / 糖尿病 |
研究成果の概要 |
地域住民コホートにおいて、個人の遺伝子やタンパク質などの情報を基に最適な予防法を提示して介入する「個別化予防・先制医療」の実現を最終目的として行った。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い追跡調査ができず、海外生産の試薬が入手できない等の困難があり、計画通りに研究を遂行することはできなかった。しかし、2022年度において追跡調査が実施でき、また試薬も入手することができるようになり、研究が進み始めた。酸化ストレスマーカーと動脈硬化との関連が明らかになりつつあり、また動脈硬化に抑制的に作用するとされる栄養素が、遺伝子型により異なることが明らかになりつつあり、今後の研究発展につながる成果が出つつある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域住民コホートにおいて、個人の遺伝子やタンパク質などの情報を基に最適な予防法を提示して介入する「個別化予防・先制医療」の実現のため、種々の遺伝子型(体質)の動脈硬化や栄養素の動脈硬化抑制効果へ影響、また動脈硬化の初期段階を予知できるマーカー開発を最終目的として行った。飲酒などの生活習慣が動脈硬化に与える影響や、動脈硬化に対して抑制的に作用する不飽和脂肪酸などの栄養素の効果も、特定の遺伝子の型(体質)で異なることが明らかとなった。また、酸化ストレスや内皮機能障害マーカーと関連する新たなマーカーの存在の可能性も示唆される成果を得た。
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