研究課題/領域番号 |
18H03087
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
野末 聖香 慶應義塾大学, 看護医療学部(信濃町), 教授 (10338204)
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研究分担者 |
久保 美紀 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (00458960)
白石 泰之 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00752700)
佐藤 雅明 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (20365498)
福田 紀子 慶應義塾大学, 看護医療学部(信濃町), 准教授 (50611050)
田久保 美千代 慶應義塾大学, 看護医療学部(信濃町), 助教 (70846716)
河野 隆志 杏林大学, 医学部, 教授 (60327509)
吉永 新子 慶應義塾大学, 看護医療学部(信濃町), 助教 (50846722)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心不全 / 睡眠 / 遠隔看護 / 生体センサ / こころの健康 / メンタルヘルス / 遠隔医療 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、心不全患者の不眠と精神状態を改善するための生体センサを用いた遠隔看護プログラムを開発することである。心不全患者の睡眠状態、精神状態、睡眠に対するセルフケア行動、疾病管理、ストレス対処の実態を調査した。また健常者を対象に生体センサを用いた睡眠データ集計システムを構築した。そして、心不全外来患者を対象とするこころと眠りの遠隔看護プログラムを開発し、パイロットスタディを実施した。その結果、本プログラムの実施可能性が示された。今後は、プログラムを精錬し、その有効性を検証する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心不全は、不眠やうつ・不安症状を併発しやすく、これらが心不全の予後に関わるため、睡眠とこころの健康改善は非常に重要である。また外来通院患者が増えていることから遠隔在宅看護の普及が望まれる。本研究では心不全患者の睡眠とこころの健康の実態を明らかにし、睡眠セルフケア行動の重要性を示した。そして、睡眠生体センサを使って患者が在宅で受けられる「こころと眠りの支援プログラム」を開発した。今後多数の患者を対象にした効果検証が必要であるが、パイロットスタディにより有用性が期待できる結果を得た。また、IoT(Internet of Things)デバイスを遠隔在宅看護に活用するシステムの一モデルが提示できた。
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