研究課題/領域番号 |
18H03096
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
野間口 千香穂 宮崎大学, 医学部, 教授 (40237871)
|
研究分担者 |
西田 みゆき 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (00352691)
林 亮 順天堂大学, 保健看護学部, 講師 (10712763)
仁尾 かおり 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50392410)
及川 郁子 東京家政大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (90185174)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
|
キーワード | 慢性疾患児 / 自立支援 / 看護療養支援システム / 小児期 / 療養支援 / 親 / 学習支援プログラム / 看護実践支援 / 看護師 |
研究実績の概要 |
令和2年度は、令和元年度より開始した慢性疾患児の自立に向けた療養支援モデル活用のための看護師対象の学習支援プログラムへの参加者を追加して継続するとともに、データ収集を行った。 本プログラムは初回の集合研修とその後2回のフォローアップ研修、合計3回の研修を行う6か月間の学習支援プログラムであり、評価は初回研修時、3か月後、6か月後、12か月後として、質問紙調査にる成果評価とプログラム評価を行う研究計画である。研究計画当初は、対面による研修としていたが、新型コロナウィルス感染症感染拡大のため、web会議システムを活用した研修方法に変更して、初回の講義と演習、フォローアップ研修のグループワークについてオンラインで実施した。またデータ収集方法も質問紙を研究協力者による配布と郵送による個別回収に変更した。この間、新規に学習支援プログラムへの参加を予定していた複数の協力病院による学習支援プログラム実施も開始時期の延期、あるいは辞退があったため、12か月後のデータ収集が完了したのはプログラム参加2施設12名にとどまり、追加できた協力病院での学習支援プログラム実施を継続している。完了した施設では看護管理者に対する面接調査を行い、看護師が本学習支援プログラムに参加することによる看護体制や看護の質への影響についてデータ収集を行った。12か月間のデータ収集が完了しているデータを用いて分析を行い、本プログラムによって知識得点、療養支援行動得点、動機づけ行動得点は向上しており、一部は有意に向上していることが確認できた。 本ブログラムのプログラム評価として、プログラム参加者に対する質問紙調査、ならびに研究協力者に対するヒアリングを実施した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症拡大によって、病院への立入制限があり、研修方法を変更した。また、協力予定だった病院での看護体制の変更や新型コロナウィルス感染対策の部署異動等により学習支援プログラムへの参加が延期となったため、成果を評価のための対象者数を得るために、日程調整を行ったり、新規参加のためのリクルートをするなど行う必要が生じて、遅れが生じた。
|
今後の研究の推進方策 |
学習支援プロクラムとデータ収集方法を対面でなくても実施できるように変更するととともに、新規協力病院をリクルートすることを予定している。また、新規協力病院が得られない場合には、これまで参加した参加者また研修のファシリテーターを行っている小児看護専門看護師から、学習支援プログラムで活用している教材の評価について、質的データを得て、学習支援プログラムのプログラム評価を一部開始するとともに、計画を見直しすることとした。
|