研究課題/領域番号 |
18H03098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
小林 京子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30437446)
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研究分担者 |
青木 美紀子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30434187)
福冨 理佳 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60826329)
池田 真理 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (70610210)
田村 敦子 自治医科大学, 看護学部, 准教授 (70724996)
賀数 勝太 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70782150)
西垣 佳織 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (90637852)
手塚 園江 自治医科大学, 看護学部, 助教 (80806266)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 慢性疾患 / 小児 / 家族 / 小児がん / 意思決定 / 発達 / 移行ケア / 自立 / 移行医療 / 自立支援 / 移行 / 子ども / ライフロング / 発達的移行 / 遺伝性疾患 / 二分脊椎症 / ダウン症候群 |
研究成果の概要 |
自立のゴールと契機を明らかにする文献検討,家族のインタビュー調査,看護支援モデル図作成,自立のゴールの一つである就労・進学への関連要因の探索,子どもと家族のための「意思決定ガイド」のための慢性疾患の子どもの意思決定の概念分析,体験の文献検討を行った.文献検討を踏まえた発達的移行のための看護支援モデル図を作成した.小児がん経験者への調査から「就労・進学」の関連要因を探索し,認知機能,移行レディネス,家族機能の関連が明らかになった.子どもと家族自身が活用できる「意思決定ガイド」の有効可能性を見出し,ガイドと副読本作成のための概念分析では治療,セルフケア,発達的意思決定が抽出され,ガイドに反映する.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性疾患を持つ子どもの自立の契機とゴールを見出したことで,介入する時期と,子ども・家族との協働したゴール設定への示唆を得ることができた.また,発達的移行のための看護支援モデルは,看護基礎教育においても活用することができ,小児看護学のテキストにも掲載されていることから,教育及び実践に貢献するものとなった.自立のゴールの一つとなり就労・進学への関連要因はこれまで主に身体状態との関連が探索されてきたが,本研究によって移行レディネスや家族機能との関連が示されたことで,研究結果に基づいた看護支援の構築の一助となった,
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