研究課題/領域番号 |
18H03159
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
桜井 伸二 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (20144173)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | Loop Jump / Toe-Loop Jump / Toe Jump / Edge Jump / Biomechanics / vertical velocity / トージャンプ / エッジジャンプ / 跳躍高 / 回転不足 / 足圧分布測定 / 滞空時間 / 慣性モーメント / キネマティクス / モーションキャプチャシステム / ジャンプ高 / 動作解析 / 関節角度変化 / 角運動量 / ジャンプ / フィギュアスケート / 足圧 / DLT法 / スピン |
研究成果の概要 |
8名のエリート女子フィギュアスケート選手のジャンプ動作について、バイオメカニクス的な分析を行った。トージャンプとエッジジャンプではともに、踏み切りの直前に水平方向滑走速度の急激な減少が認められた。この減速を引き起こす要因は、トージャンプではフリーレッグのトーピックを氷面に突くこと、エッジジャンプではスキッドと呼ばれるスケーティングレッグの横滑りと、それぞれ異なっていた。しかしながら、両者ともにこの水平速度の急激な減速によってジャンプに必要な鉛直方向の速度が生成されていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フィギュアスケートは採点競技である。選手の滑走演技を審判が評価し、その得点の大小によって順位が決定される。ステップ、スピン、ジャンプなど多くの要素が含まれるが、男女のシングル種目においてはジャンプが最も重要な演技要素となっている。特に近年では、採点規則の大幅な変更も関係し、多回転のジャンプが広く注目を集め、その成否が競技成績を大きく左右する。これまで科学的な分析があまり進んでいなかったフィギュアスケートのジャンプ動作について、基礎的なメカニズムを明らかにした。
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