研究課題/領域番号 |
18H03169
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 日本体育大学 |
研究代表者 |
岡出 美則 日本体育大学, スポーツ文化学部, 教授 (60169125)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 体育 / 協同学習 / 学校ベース / 教師教育プログラム / 学びに向かう力、人間性 / 学びに向かう力、人間性等 / 教師教育 |
研究成果の概要 |
協同学習モデルに基づく指導案の作成マニュアルを作成すると共に、それを用いた指導案の作成並びに授業実施を学校ベースで展開した。当初。小学校1校、中学校3校で開始した。しかし、中学校の場合、学校単位というよりも個人単位になっていった。そのため、対象となる教員を限定し、指導案の作成過程と授業の実施過程を共有することで、研究を進めることとした。この過程で、提供した協同学習モデルを紹介するのみでは現職教員でも協同学習の構成要素すべてを活用しきれないこと、そのため、情報提供者との双方向的な指導案づくりや実施後の省察が必要になることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の課題は、社会的情意的学習(SEL)に関わる学習成果の獲得に効果的であると考えられている協同学習モデルを、日本の体育の授業を対象に、学校を基盤として推進したことに社会的意義がある。また、社会的情意的学習の成果に関してはその成果に関連した概念の混乱もみられ、正確な把握がなされていなかった。そのため、本研究では、期待する学習成果となる社会的スキルや情意的スキルを明示した上で、それらの学習を意図的に進める機会を単元計画に組み込み、その成果を検証することとした。また、その確実な実行に向け、授業者との協議並びに省察の共通を進めた。その結果、社会的情意的学習委の成果が確実に得られることが示唆された。
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