研究課題/領域番号 |
18H03231
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
猿渡 俊介 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (50507811)
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研究分担者 |
衣斐 信介 同志社大学, 理工学部, 教授 (10448087)
五十嵐 浩司 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (80436534)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | SDN / RoF / 無線通信 / 光ファイバ伝送 / SDR |
研究成果の概要 |
将来のネットワークは、自動車の遠隔操作や遠隔手術など、より高品質な無線ネットワークを必要とする多くのサービスを実現するために、大容量、低遅延、柔軟性を兼ね備えたネットワーク技術が求められている。これらの要件に対応するため、本研究ではSD-RoF(Software-Defined Radio over Fiber)を実現した。SD-RoFとは、光と無線を低コストで密結合させたアーキテクチャであり、エラスティックワイヤレスサービスとエラスティック双方向パススルーの2つの機能を提供する。本研究では、SD-RoFの設計と実装のプロトタイプ化を行って有効性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、今後登場しうる拡張現実・仮想現実を実現する動画配信技術、センサネットワーク、コネクテッドカー、遠隔医療、遠隔からの生体モニタリング、遠隔からの自動車の制御、3次元ホログラム映像伝送など、多様なアプリケーションを実現するためのワイヤレスアクセスネットワーク技術である。多様なアプリケーションに対応するためには、柔軟性と高い性能を兼ね備える必要がある。本プロジェクト期間内では、電気処理回路と光処理回路を密に連携させることで性能と柔軟性を両立する技術の創成に成功した。学術的には、ソフトウェアによる柔軟さとハードウェアによる性能の境界線に挑戦した研究であると位置付けられる。
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