研究課題/領域番号 |
18H03233
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
荒川 豊 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (30424203)
|
研究分担者 |
諏訪 博彦 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70447580)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
|
キーワード | エナジーハーベスト / ウェアラブル / ライフログ / メンタルヘルス / 心身状態推定 / エナジーハーベスティング / セルフストレスケア / アンケート調査 / 行動認識 / 場所認識 / チャットボット / ミーティング解析 / 環境発電 |
研究成果の概要 |
本研究は、労働者メンタルヘルスのセルフケアを実現するため、長期間バッテリーレスで動作可能なライフロンギングシステムの開発、これまでアンケート形式で実施されてきた心理状態をセンサで常時推定する手法、さらに、実環境およびslackなどオンラインコミュニケーションツール上での活動計測と介入手法について、幅広く実施した。バッテリーレスの名札型ライフロギングシステムは、Core Rank A*のトップ会議に2019、2022と研究期間中に2度採択され、高く評価された。アンケート分析システムやミーティング分析システムもジャーナルに採択されるなど、当初の計画以上の成果が得られた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メンタルヘルスの問題は社会的な問題となっている。今回実現した長期ライフロギングシステムやセンサを用いた心理状態システムを活用することで、自身の活動パターンや心身状態を客観的に把握することが可能となり、本研究の社会的意義は大きい。 学術的な観点では、これまで電源としてのみ使われてきた太陽電池やピエゾ素子などの環境発電素子を場所や行動を計測するセンサとして活用したことは極めて画期的であった。さらに、アンケート操作挙動を用いた心理状態の推定も世界初の試みであり、両者ともイン、その後、他の研究者たちの出版が相次いぎ引用数が増えている。
|