研究課題/領域番号 |
18H03241
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
桑門 秀典 関西大学, 総合情報学部, 教授 (30283914)
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研究分担者 |
堀井 康史 関西大学, 総合情報学部, 教授 (00268335)
小林 孝史 関西大学, 総合情報学部, 准教授 (90268334)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 物理的複製不可能関数 / Fuzzy Extractor / プログラマブルアナログ回路 / PUF / 高位合成 / NTRU暗号 / 地磁気センサー / センサ機器認証 / 負性インピーダンス変換器 / fuzzy extractor / センサ |
研究成果の概要 |
低計算資源で実現可能なセンサ機器で認証プロトコルを実行できるように、PUF、Fuzzy extractor、認証プロトコルの三つを統合的に検討した。センサに必要なアナログフロントエンド回路を実装するプログラマブルアナログICがPUFとして利用可能であることがわかった。Fuzzy extractorでの利用を想定して、整数環上で秘密分散法を考案し、公開鍵暗号の一つであるNTRU暗号を用いたFuzzy extractorを構成した。認証プロトコルに必要な軽量ブロック暗号をC言語プログラムから高位合成によってFPGA実装を行い、C言語による記述と消費電力の関係を調べた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アナログ回路の設計開発の効率化のために開発されたプログラマブルアナログICがPUFとして利用できることはアナログフロントエンド回路を必要とするセンサに都合がよい。Fuzzy extractorは雑音除去のために誤り訂正符号を使った構成法がよく知られているが、NTRU暗号を利用すると、雑音除去だけでなく、固有情報の機密性が暗号学的に保証できる長所がある。
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