研究課題/領域番号 |
18H03341
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
林 冬惠 京都大学, 情報学研究科, 特定准教授 (90534131)
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研究分担者 |
村上 陽平 立命館大学, 情報理工学部, 准教授 (00435786)
大谷 雅之 近畿大学, 理工学部, 講師 (00782682)
石田 亨 京都大学, 情報学研究科, 教授 (20252489)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | サービスコンピューティング / サービス連携 / Internet of Things / 多言語コミュニケーション環境 / マルチエージェントシステム / 多言語コミュニケーション / 状況依存型サービス連携 |
研究成果の概要 |
本研究は、Internet of Services (IoS)上に限られてきた多言語コミュニケーション環境にInternet of Things (IoT) 技術に加えて、現場が要求する品質を満たす多言語コミュニケーション環境の実現を試みた。まず、利用者の文脈に応じる状況依存型サービス連携技術を開発し、言語サービスの高品質化を実現した。次に、IoS上の言語サービスとIoT上のデバイスを自由に組み合わせ、高品質の複合サービスを生み出す統合基盤を構築した。さらに、多言語コミュニケーション現場において、翻訳エージェント及び対話エージェントの実証研究を行い、基盤研究の成果を実世界に反映した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、サービスコンピューティングと言語資源の2つ分野に跨る研究である。まず、利用文脈に応じるサービス品質の高度化に関する取り組みは独創的な点であり、IoS上のWebサービスとIoT上のデバイスの連携に関する新技術の創出はサービスコンピューティング分野に貢献している。次に、現場の多言語コミュニケーション環境の高品質化に取り組むことによって、言語資源分野における言語資源の実用化に対する貢献が大きい。また、サービス連携に関する技術的な基礎研究を行うと共に実世界の多言語現場でその効果を検証し、社会的な意義が大きい。
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