研究課題/領域番号 |
18H03409
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64040:自然共生システム関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山田 浩之 北海道大学, 農学研究院, 講師 (10374620)
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研究分担者 |
鈴木 透 酪農学園大学, 農食環境学群, 准教授 (20515861)
中村 隆俊 東京農業大学, 生物産業学部, 准教授 (80408658)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | ドローン / バーチャルリアリティー / 植生モニタリング / 非侵襲的調査 / 省力化 / 人口減少 |
研究成果の概要 |
従来の植生調査法の代替となり得るUAVとVRカメラ,VR技術を駆使して省力的・非侵襲的な新たな植生調査法を世界に先駆けて開発した.この過程で,用途や調査コストに応じてシステムを選択できるよう2つのタイプのUAV・VRカメラシステムを構築した.また,効率性と安全性を重視したフライトプランの作成法を確立し,複数の湿原で現地試験を行うことで本調査法の有効性と実用性を示した.さらに,従来の調査法とのコスト比較により,本調査法は従来法に比べて省力的な調査法となることが明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
十分なモニタリングも行われないまま劣化や消失が進行している湿原植生の監視体制強化,立ち入り時に植生にダメージを与えない非侵襲的で省力的な植生調査法の確立,継続的なモニタリングを要する事業のコストダウンや人口減少に伴う専門家不足問題に応じるため,半永久に保存できるVR(バーチャルリアリティー)映像により現実に近い仮想空間での事後調査を可能とするUAV(ドローン)とVRカメラを用いた新たな植生調査法およびその調査用のモニタリングシステムの開発を行い,効率的で安全な飛行方法の確立を行った.
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