研究課題/領域番号 |
18H03776
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分21:電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
石橋 隆幸 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (20272635)
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研究分担者 |
西川 雅美 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (20622393)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
43,550千円 (直接経費: 33,500千円、間接経費: 10,050千円)
2020年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2019年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2018年度: 26,780千円 (直接経費: 20,600千円、間接経費: 6,180千円)
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キーワード | 磁気イメージング / 磁気光学効果 / 磁性ガーネット / 有機金属分解法 / 光MOD法 / 低温成膜技術 / 磁気光学イメージングプレート / ビスマス置換希土類鉄ガーネット膜 / 光MOD / フレキシブル基板 / エキシマレーザー / 低温成膜 / フレキシブル薄膜 / 磁気光学イメージング / ビスマス置換磁性ガーネット |
研究成果の概要 |
本研究では、大面積や曲面での磁場分布計測を実現する、フレキシブル磁気光学イメージングプレートを実現させるために、磁気光学イメージングプレートに用いる磁性ガーネット膜の塗布光照射法(光MOD法)を用いた低温成膜技術および効率的なMOD溶液の塗布技術を開発した。レーザー照射による磁性ガーネット膜の作製プロセスでは、プロセスの最高温度を従来の650℃よりも200℃低い450℃まで低減することに成功した。また、超音波霧化方を採用することにより、効率的にMOD溶液を塗布する技術の開発にも成功した。さらに、磁気光学イメージング技術では、これまで困難であった3次元磁場分布計測技術の開発に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した磁性ガーネット膜の低温成膜技術と超音波霧化法によるMOD溶液塗布技術が実現したことで、本研究の目的であるフレキシブル磁気光学イメージングプレートだけでなく、任意形状の測定対象物上に磁性ガーネットを直接形成することが可能になった。この成果は、これまで困難であった電動機などの複雑な形状の電流や磁場を可能にし、磁気イメージング技術を大きく進展させる成果である。また、薄膜の低温形成技術としても、様々な機能性材料の薄膜化へ応用が期待される
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