研究課題/領域番号 |
18H04079
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
武林 亨 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (30265780)
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研究分担者 |
岡村 智教 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00324567)
寳澤 篤 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (00432302)
原田 成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (10738090)
曽我 朋義 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (60338217)
仰木 裕嗣 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90317313)
三浦 克之 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
43,940千円 (直接経費: 33,800千円、間接経費: 10,140千円)
2022年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2018年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
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キーワード | フレイル / サルコペニア / 認知機能 / コホート研究 / メタボローム / メタボロミクス疫学 / メタボロミクス |
研究成果の概要 |
フレイル・サルコペニア研究は65~80歳の2916名を対象に身体機能、歩行に関する評価を実施した。長時間睡眠はサルコペニアと正の関連があり、低筋力・低身体パフォーマンスと強い関連を示したが、睡眠の質の低さは通常の睡眠者でのみ関連していた。認知機能研究は、65~80歳の地域在住者855名の参加同意を得た。認知症専門医が最終判定した軽度認知機能低下は43名、MRI検査の所見は男性で無症候性脳梗塞、女性で深部皮質下白質病変の高度病変がもっと多く、海馬傍回、海馬、扁桃に若干の萎縮を認めたのは男女とも約1割であった。MCIのスクリーニングの感度はMoCA-Jが最も高く、特異度はAD8-Jが最も高かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、エイジングの階層間の関連性やライフスタイル、環境、社会、ストレス要因との関連性に着目して、地域在住者を対象とするコホート研究において、身体的フレイル・サルコペニア研究および認知機能研究を実施、長時間睡眠とサルコペニア、低筋力、低身体パフォーマンスとの関連を明らかにした。新型コロナ感染症の影響を受けた認知機能研究では、軽度認知機能低下の有病率、頭部MRI検査有所見率、認知機能検査のスクリーニング感度・特異度の評価を終え、認知機能や生体内分子マーカーとの関連性を検討している。
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