研究課題/領域番号 |
18H04153
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
中島 淳 立命館大学, 理工学部, 教授 (00309098)
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研究分担者 |
李 明香 立命館大学, 理工学部, 准教授 (00734766)
吉川 直樹 立命館大学, 理工学部, 講師 (10583271)
宗本 晋作 立命館大学, 理工学部, 教授 (20581490)
惣田 訓 立命館大学, 理工学部, 教授 (30322176)
佐藤 圭輔 立命館大学, 理工学部, 准教授 (30456694)
清水 聡行 立命館大学, 理工学部, 講師 (50584025)
近本 智行 立命館大学, 理工学部, 教授 (60388113)
神子 直之 立命館大学, 理工学部, 教授 (70251345)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
42,770千円 (直接経費: 32,900千円、間接経費: 9,870千円)
2021年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2020年度: 17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2019年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2018年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 自立型水・エネルギーシステム / 水再生循環 / 省・創・蓄エネルギー / 循環型社会 / レジリエンス社会 |
研究成果の概要 |
東南アジアなど途上国の地域に見合った自立型の水再生循環とエネルギーマネジメントの実装に寄与するため、膜分離と紫外線照射に重点を置いた水再生循環に係る技術開発、電気自動車を活用させたオフグリッドの省・創・蓄エネルギー技術の最適化および仮想発電所構築に係る技術開発、ライフサイクルアセスメントによるインパクト評価を中心とした本システム導入可能性とその評価手法についての検討を行った。水再生循環に適用可能な多様な技術開発、および住宅の電源安定化の実大実証試験に基づいたシミュレーションツールの開発に大きな進展が得られ、さらに自立型水循環・エネルギーマネジメントシステム導入の可能性とその評価手法が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
途上国などにおいて喫緊の課題である安全な水供給や健全な水循環システムの構築とエネルギーの安定供給のため、あるいは我が国を含めて災害時に孤立した地域での水とエネルギー供給などのために、新しい自立型の水・エネルギーシステムの社会実装の必要性と可能性を示した点は社会的意義が大きい。また、水とエネルギーのそれぞれの最先端技術を複合した総合的なシステムを構築する可能性について、個々の技術の基礎となる新たな知見、技術開発に資するシミュレーションツール開発、システムの評価手法などの多様な側面から示唆したことには、高い学術的意義を有するといえる。本研究成果は、持続可能な循環型レジリエンス社会の建設に貢献する。
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