研究課題/領域番号 |
18H05263
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分E
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
阿部 二朗 青山学院大学, 理工学部, 教授 (70211703)
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研究分担者 |
小林 洋一 立命館大学, 生命科学部, 准教授 (10722796)
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研究期間 (年度) |
2018-06-11 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
194,610千円 (直接経費: 149,700千円、間接経費: 44,910千円)
2022年度: 20,800千円 (直接経費: 16,000千円、間接経費: 4,800千円)
2021年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2020年度: 22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
2019年度: 77,480千円 (直接経費: 59,600千円、間接経費: 17,880千円)
2018年度: 55,120千円 (直接経費: 42,400千円、間接経費: 12,720千円)
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キーワード | フォトクロミズム / 光化学 / 非線形応答 / 電子状態 |
研究成果の概要 |
本研究は近赤外光応答フォトクロミック分子や入力光強度に閾値を有する可視光非線形応答フォトクロミック分子を開発することを目的とした。5年間の研究期間で可視光非線形的応答バイフォトクロミック分子、近赤外光応答逆フォトクロミック分子、三重項-三重項消滅(TTA)アップコンバージョン高速フォトクロミック分子、可視光・近赤外光応答完全逆フォトクロミック分子、紫外パルス光非線形応答逆フォトクロミック分子を創製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来のフォトクロミック分子では、少なくとも一方向の変換には紫外光照射が必要であり、可視光駆動が可能な系の開発が渇望されていた。本研究では前例のない近赤外光応答フォトクロミズムや、光生成物が照射光強度に依存する非線形フォトクロミズムを実現し、有機フォトクロミズム分野に大きな波及効果をもたらした。近年では可視光応答フォトクロミック分子や可視光を用いた双方向完全光スイッチ分子の開発研究が大きな潮流となっている。
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評価記号 |
事後評価所見 (区分)
A: 研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの成果があった
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評価記号 |
中間評価所見 (区分)
A: 研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの進展が認められる
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