研究課題/領域番号 |
18H05289
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分J
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
崎山 一男 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (80508838)
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研究分担者 |
廣瀬 勝一 福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (20228836)
李 陽 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (20821812)
宮原 大輝 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 助教 (20928288)
渡邉 洋平 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 助教 (40792263)
岩本 貢 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (50377016)
駒野 雄一 株式会社東芝研究開発センター, その他部局等, 主任研究員 (50393856)
菅原 健 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (60785236)
三浦 典之 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 教授 (70650555)
太田 和夫 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 特任教授 (80333491)
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研究期間 (年度) |
2018-06-11 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
194,350千円 (直接経費: 149,500千円、間接経費: 44,850千円)
2022年度: 34,450千円 (直接経費: 26,500千円、間接経費: 7,950千円)
2021年度: 36,790千円 (直接経費: 28,300千円、間接経費: 8,490千円)
2020年度: 32,240千円 (直接経費: 24,800千円、間接経費: 7,440千円)
2019年度: 40,430千円 (直接経費: 31,100千円、間接経費: 9,330千円)
2018年度: 50,440千円 (直接経費: 38,800千円、間接経費: 11,640千円)
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キーワード | 情報セキュリティ / 暗号理論 / 情報理論 / ハードウェアセキュリティ / 集積回路工学 / 集積回路学 |
研究成果の概要 |
レーザー照射や直接プロービングでIoTデバイス内部の信号を読み取る物理攻撃に対して、安全性状態の循環をIoTエコシステムの機能とみなし、漏洩耐性暗号(暗号理論分野)、漏洩鍵の蒸留(情報理論分野)及び漏洩検知技術(ハードウェアセキュリティ分野)の3課題に取り組み、トップレベルの国際会議や学術論文誌で研究成果を発表した。従来の研究の枠組みを超え分野横断的に研究を推進し、攻撃を検知するリーケージセンサ回路、安全に鍵を修復するアルゴリズムとそれらを安全に運用するプロトコルを開発することができ、信頼の基点となる暗号ハードウェアによるレジリエントなIoTシステムの構築に資する成果をあげることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
情報基盤が高度に整備され、多くの人がデジタル化の利便性を享受できるようになった。しかし、社会に新しい技術が普及することでセキュリティを脅かす新たな脅威が出現している。セキュリティの根幹を担う暗号技術の脆弱性をつく攻撃者の手の内を明かし、効率的な対策を社会実装し、攻撃による被害を未然に防ぐ、あるいは最小限に留めるにはどうすれば良いか? 本研究課題で得られた成果は、こういった社会からのセキュリティ上のニーズに柔軟に応えた。学術の観点からは、複数の学術分野で培った知識を融合することで、セキュリティやプライバシーに関する暗号技術の さらなる深化と新たな学術的知識創生の場の形成に寄与した。
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評価記号 |
事後評価所見 (区分)
A+: 研究領域の設定目的に照らして、期待以上の成果があった
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評価記号 |
中間評価所見 (区分)
A+: 研究領域の設定目的に照らして、期待以上の進展が認められる
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