研究課題/領域番号 |
18K00019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
エアトル ヴォルフガング 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30407150)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | Free Will / Kant / Transcendental Idealism / Scholasticism / Transcendental idealism / Modern Philosophy / Things in Themselves / Philosophical Theology / Molinism / Things in themselves / Philosophy of Religion / Peace Theory / Postulates / Metaphysics / Philosophical theology / Immanuel Kant |
研究成果の概要 |
このプロジェクトの全体的な目的は、哲学史においてこれまで無視されてきたつながりを浮き彫りにすることでした。というのは、カントの学問的先人たちは、通常、カントの批判的プロジェクトが克服するはずだったまさにその種類の独断的哲学の代表とみなされているからです。 このプロジェクトで行われた研究により、ルイス・デ・モリーナとカントにおける人間の自由意志へのアプローチには深い類似性があることが明らかになりました。 人間の自由意志と自然因果決定論の両立を確立しようとするカントの中核概念は、自由の反事実に関するモリーナの有名な概念の観点から解釈できます。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この計画は、特に思想史と哲学史についての、根強く広く保持されている見解の重要な修正を提供することに貢献しました。 確立された意見に疑問を投げかける例です。また、現代哲学だけでなく近代性全般における重要人物の一人の再評価も行っています。 このプロジェクトの目的は、たとえそれがかなり野心的で自慢に聞こえるかもしれないとしても、カントの哲学のより説得力のある理解を獲得することです。このような理解は、哲学の主要な代表者の一人についての正確な全体像を提供するだけでなく、哲学史の正確な全体像を提供するためにも非常に重要です。
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