研究課題/領域番号 |
18K00090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 四国学院大学 |
研究代表者 |
金 泰勲 四国学院大学, 文学部, 教授 (10608706)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 植民地朝鮮の日本人宗教者 / 朝鮮総督府宗教関係文書 / 朝鮮総督府官報 / 植民地朝鮮布教 / 日本系宗教の朝鮮布教 / 近代日韓宗教関係データベース / 近代日韓宗教史 / 朝鮮総督府の宗教政策 / 植民地朝鮮の日本宗教 / 植民地朝鮮の神社 / 植民地朝鮮の日本仏教 / 植民地朝鮮の日本宗教の現在 / 近代日韓宗教 / 帝国宗教 / 帝国史 / 植民地朝鮮の宗教 / 近代宗教 |
研究成果の概要 |
本研究では、朝鮮総督府によって作成された「宗教関係行政文書」と『朝鮮総督府官報』を基にして、植民地朝鮮で活動していた日本人宗教者に関する基礎的な情報を網羅的にデータベース化することができた。日本仏教、日本キリスト教、神道に分けて、各教派別に活動していた布教者の氏名、活動時期および地域を確認できた。そして1905年から1945年までに作成された「朝鮮総督府宗教関係行政文書」の翻刻作業を開始して随時公開を行っている。 データベースをWEB上で公開している「植民地朝鮮の日本人宗教者」(https://www.jrpkc.org/)の構築は、本研究の最も重要な成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植民地期朝鮮で活動していた、3,145名の日本人宗教者に関するデータベース化は、本研究が初めての業績となる。韓国では本研究の成果を引用しつつ発展させている研究論文がすでに4本も発表されており、本研究の学術的な意義は今後さらに注目されていくと期待できる。 また、公開データベース「植民地朝鮮の日本人宗教者」(https://www.jrpkc.org/)は、2020年9月公開以来、日本、韓国、米国などを中心に、現在まで1万回を超えるアクセス件数に達しており、専門の研究者のみならず、広く社会一般においても、植民地期朝鮮で活動していた日本人宗教者たちに関する研究の重要性と感心を高めている。
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