研究課題/領域番号 |
18K00211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 京都市立芸術大学 |
研究代表者 |
吉岡 俊直 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 准教授 (80329870)
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研究分担者 |
村上 史明 筑波大学, 芸術系, 助教 (30512884)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | フォトグラメトリー / 3DCG / photogrammetry / 写真測量 / 人体 / 3DCG / 4D / 芸術表現 / アニメーション |
研究成果の概要 |
写真測量技術には対象物を撮影した写真を使用する。その撮影方法、カメラの設定、ライティングなどを検証することで、写真測量に最適な撮影を行う基礎的なデータが導き出せた。写真測量の成否はアプリケーションの開発だけではなく、用意する写真素材に依る部分も大きい。結果的に写真測量の向上に役立つ研究成果が得られた。 得られた人体の3Dデータを表現分野で活用するには、そのデータの閲覧を創作者の立場から検証する必要があると考えた。マウス操作によって、回転、移動させる最適速度、カメラアイ特有の広角と望遠のゆがみ。3Dデータに時間軸を加えた4Dデータの操作感などを検証し、閲覧環境の最適化を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人間の動きの一瞬を切り取り、オリジナルのキャラクターに置き換え、それを誇張させ、静止画として描く。そういった創作活動はプロアマ問わず一般化している。しかし、人体の動作の一瞬を立体として捉える技術や環境は未だ発展の途上といえる。本研究では、まず、フォトグラメトリー技術を使って人体の動作の一瞬を3Dデータとして取得する上で、最良の測量結果が得られる写真撮影方法を検証し、アプリケーションに依る事の無い、写真と計測結果の相関関係を導きだせた。 また、そのデータを専門的な知識がなくとも、任意に調整できるWEBブラウザを開発し、創作者がストレスなく利用できる3Dデータ閲覧環境の考察を行った。
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