研究課題/領域番号 |
18K00841
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 獨協大学 |
研究代表者 |
浅岡 千利世 獨協大学, 外国語学部, 教授 (30296793)
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研究分担者 |
秋山 朝康 文教大学, 文学部, 教授 (20383218)
臼井 芳子 獨協大学, 国際教養学部, 教授 (40296794)
渡辺 敦子 文教大学, 文学部, 教授 (70296797)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 振り返り / 教師の成長 / 教師の専門性 / 質的研究 / 英語教師 / オンラインコミュニティ / リフレクション / 教師としての専門性 / コミュニティ形成 / 英語教員養成 / 学びの共同体 / 英語教師の成長 |
研究成果の概要 |
本研究は振り返りをツールとした英語教師の専門性の成長の過程を明らかにすべく、質的研究を行なった。その結果、教職課程履修生にとって、自分を支援し問題共有できる仲間や自分とは異なる経験をもつ他者の存在が重要であること、グループ内における自分の役割の変化や教職に対する認識の変化を通して、教育実践の新たな理解を獲得するということが明らかになった。さらに、教育実習などの実践的経験が大きな影響要因であることに加えて、振り返りの共同体への長期的参加が複数の役割や立場の経験を可能にし、そのことがその後の英語教師としての成長にも大きく影響し得るという知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)ピアである同じ教職課程履修者とのやり取りを通しての教師の成長という新しい視点の提示、(2)オンラインジャーナル記述、グループ・ディスカッション、インタビューという複数の質的研究手法を組み合わせることによって教職課程履修者の視点や心情などの内面的世界に対する理解が深まったこと、また(3)長期的に継続して研究を行ったことにより研究参加者の教師コミュニティにおける役割の変化が確認できたこと、などが学術的意義である。個々の大学における英語教員養成を複数の大学を一つの共同体として捉え、協働による教師の学びのモデルを提示したことに社会的意義がある。
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