研究課題/領域番号 |
18K00852
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
今井 理恵 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (40766987)
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研究分担者 |
峯島 道夫 新潟県立大学, 国際地域学部, 准教授 (10512981)
松澤 伸二 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (90207043)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ジャンル / テクストタイプ / ジャンル準拠指導 / ジャンルの知識 / 高校英語 / 検定教科書 / ジャンル正対課題 / ジャンル準拠リーディング指導 / ジャンルとテクストタイプ / 新中学校英語教科書 / ジャンルに正対する発問課題 / 高校英語教育 / ジャンル準拠教育 / 学習指導要領 / ジャンル準拠指導と評価 / 核となるパフォーマンス課題 / 評価基準 / 生きる力 |
研究成果の概要 |
本研究の成果として、検定教科書にはジャンルの知識が十分に示されていないこと、教科書テクストのジャンルの掲載は説明ジャンル群のテクストに片寄っていること、「教科書テクスト」に付く読みのための発問課題はテクストの内容を順次羅列的に問う設問が多く、それらは学習者にジャンルの意識を持たせる問いとはなり得ないことなどが判明した。高校英語にジャンル準拠指導を導入するために本研究が提案するのは、学習指導要領にジャンルの知識を指導する必要性を明記すること、教科書に幅広いジャンルとテクストタイプを掲載すること、ジャンルの知識は明示的に教えること、ジャンルに正対した発問・課題を課すことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、高校英語への導入を検討しているジャンル準拠教育は豪州での国語教育において「書くこと」の指導に端を発し、堅実な成功をおさめた指導法であり、現在は世界各国の言語教育で実施されているにもかかわらず、日本では未だ体系的な取り組みがなされていない。また、学習指導要領が参照しているCEFR(2001,2018)には、指導者がジャンルの知識を意識した指導と評価を求める記載がある。そこで、本研究は、新学習指導要領の示す4技能5領域で活用できる有用なジャンル準拠課題を開発し、この指導法を中高の外国語教育の通常授業で実施することを目指して進めた。
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