研究課題/領域番号 |
18K00893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
清水 裕子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (60216108)
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研究分担者 |
大和田 和治 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (00288036)
POND Chris 立命館大学, 言語教育推進機構, 講師 (50851094)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 英語スピーキングテスト / 外部テストの活用 / 教材開発 / 妥当性検証 / ピア評価 / classroom assessment / スピーキングテスト |
研究成果の概要 |
本研究は、非英語専攻の初年次教育期間中の英語プログラムで学ぶ大学生を対象に、導入したスピーキングテスト(外部テスト)の妥当性を動的に観察し、その整合性を検証することを主たる目的に進めた。コンピュータで実施するスピーキングテストとその受験経験に関する意識調査の分析をもとに、テストの導入が妥当であったことに加え、実際の授業と測定道具の関連性を学習者に実感させることが、テストの妥当性をさらに高めることにつながることを観察した。コロナ禍中は、テストでは測定できない側面を補完する教材開発に注力し、またピア評価の学習過程における効果とそれに伴う学習者の自己調整学習へとつなげる研究へと結びつけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育の様々な場面でテストが使用されるが、<学習>と<テスト>が不可分の関係にあるにもかかわらず、両者が分離したところで議論が進む感が強い。本研究においては、コンピュータを使用した英語スピーキングテスト(外部テスト)とその受験経験に関する質問紙や面接による分析を通じて、実際の教室での課題とテストの関連性や、両者の補完的な関係の重要性が観察できた。我々が直接的に関わる英語プログラムとその学習者に限られた研究ではあるが、学びとテストの関連性を考慮しながらテストを有効活用することを示す本研究は、学習効果につながるテストのあり方を検討する際の事例として意義があると言える。
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