研究課題/領域番号 |
18K00899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 北海道武蔵女子短期大学 |
研究代表者 |
岩田 哲 北海道武蔵女子短期大学, その他部局等, 教授 (30789706)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 英語多読 / 読解力向上 / 読みの流暢さ / 語彙習得 / 動機づけ向上 / グレーデッドリーダーズ / 動機づけ / 自己決定理論 / グレーデッド・リーダーズ / 語彙サイズ / 偶発的語彙習得 / 英文読解力 / グレーデッド・リーダース / 多読 / 外国語教育 / 読解力 / 語彙力強化 / 学習意欲 |
研究成果の概要 |
本研究は第二言語習得研究の成果をもとに、多読の「読解力」、「語彙力と読みの速さ」、「学習意欲」向上への効果を検証した。主に伝統的な訳読式指導法との比較を行い、多読は5万語以上で伝統的指導法と同等の読解力向上効果が得られ、高頻度語の視認語としての習得および読みの速さ向上もより効率的で、読書量が多いほど速度が向上することが示唆された。また、英語学習の内発的動機づけ向上にも効果的であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多読は、効果的な実践方法等ついての情報が十分ではなく、教育現場での導入が進んでいないことから、本研究では、実践方法を具体的に示し、効果も統計を用い数値的に検証した。その結果多読は5万語で従来型指導と同等に読解力を高め、速読力、語彙力については従来型指導よりも効率的であり、学習の動機づけも高めることが示唆された。国際誌や国際学会を通し、国内外の教育現場へ有用なモデル提示と情報提供になると考えられる。
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