研究課題/領域番号 |
18K00902
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 松江工業高等専門学校 |
研究代表者 |
服部 真弓 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 教授 (00300608)
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研究分担者 |
篠村 恭子 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 講師 (90806077)
廣瀬 誠 松江工業高等専門学校, 情報工学科, 准教授 (40367660)
HIGA MARSHALL 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 准教授 (50736923)
早水 英美 (岸野英美) 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 准教授 (90512252)
宮下 眞也 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 教授 (50259917)
松田 節郎 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 准教授 (20378871)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 多読学習 / Moodle / 学習者オートノミー / 省察 / 指導の変容 / 多読 / 多読指導 / オートノミー / 可視化 / 学び合い |
研究成果の概要 |
記録媒体「多読Moodle」を活用した多読学習と学習者オートノミーの実態,及び「多読Moodle」の導入を通して生じる英語多読指導に対する指導者意識と指導の変容を質的分析により検証し,新しく可能となる指導事例を提案することを試みた.開発した「多読Moodle」に端末から読書記録を入力すると,読了語数が即時にグラフ化され,学びのプロセスが可視化されるので,学習者は自身の多読記録をいつでも省察することが可能になり,多読がより能動的な自律的学習につながりつつあることがうかがえる.指導者意識の変容は見られないが,その役割は直接的から間接的へと変容し多読学習の「支援者」となるつつあることがうかがえる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,日本の教育全体において主体的・自律的な学習者の育成が求められている.本研究の「多読Moodle」が実現する「学習過程の可視化」および「他者の学習状況との比較」は心理学における自己確認,自己拡大につながり自己満足へと昇華するため継続的な学習が期待できるものであり,自律的多読学習を促進しつつある.指導者は,ただ本を読むように指示するだけではなく,学習者自身が読書活動を効果的に進める支援をすることも求められる.本研究は,指導者側に求められるこの課題についての解決策を模索し,「多読Moodle」を開発・導入することを通して生じる英語多読指導に対する指導者意識と指導の変容についても検証する.
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