研究課題/領域番号 |
18K00904
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 久留米工業高等専門学校 |
研究代表者 |
小田 幹雄 久留米工業高等専門学校, 制御情報工学科, 教授 (80300648)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 言語モデル / 第二言語習得 / 英文作成支援 / 文法誤り訂正 / 英文 / 活用形 / 単語の分散表現 / 語形変化 |
研究成果の概要 |
工学系の学生に求められる技術論文の作成を支援するために,Webベースの支援ソフトウエアを開発した.支援ソフトウエアは,自然言語処理に関する論文から文数1.36M(データ量143MB)及び人工データを追加した文数22.3M(データ量1.49GB)のコーパスを用いて学習した言語モデルが主要部となっており,作文の先頭から数単語入力すると,引き続きの文を提案するものである. 本ソフトウエアは,工学系の学生が技術文書を作成するときにが有益に利用できると考える.また,本ソフトウエアに新しい機能を今後追加することにより,英語能力が初級の学生に対する高機能な支援に発展させることができると考える.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,インターネット上のビッグデータを様々な応用問題に活用する試みがされている.本研究は,ビッグデータであるコーパスを用いて構築される言語モデルを工学系の学生が英作文をするときに役立てることを目的とした.本研究において,最新の言語モデルの改良や評価検討には,学術的な意義がある.また,自然言語処理に関する論文から大規模なコーパスを作成して学習した言語モデルを工学系学生に活用してもらうためのWebベースのソフトウエア開発は,社会的な意義があり,今後,本システムをより高機能化することにより,第二言語習得の教育に寄与することが見込まれる.
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