研究課題/領域番号 |
18K01109
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 北海学園大学 (2019-2022) 北海道博物館 (2018) |
研究代表者 |
栗原 憲一 北海学園大学, 人文学部, 客員研究員 (10761661)
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研究分担者 |
手塚 薫 北海学園大学, 人文学部, 教授 (40222145)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 博物館資料 / アンモナイト / GIS / 市民活動 / 市民参加 |
研究成果の概要 |
本研究は,約1億年前の北海道産アンモナイト化石の産地情報に関するデジタルアーカイブスを構築することで,今後の資料データの記録方法の理解促進、市民参加型の資料収集の促進へフィードバックさせることを目的とする. 抽出したデータは白亜系蝦夷層群が分布する北海道三笠,夕張,小平地域の過去に論文で公表されたアンモナイト類の産出データである.さらに,論文に掲載されていない,博物館に寄贈されたアンモナイト資料(約1500点)の再鑑定と位置情報を調査した.その結果,寄贈標本については,そのほとんどの位置情報が読み取れず,産地情報の重要性に関するリテラシー教育が重要であることがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を今後も蓄積することで,これまでの論文で公表された膨大な化石記録を包括的にとりまとめることができ,単なる情報検索としてのデータベースではなく,化石資料の多様性変動研究における精度も高めることができる. さらに,このデータベースを活用した教育プログラムを実践することで,参加者自身が入手した化石データを直接反映させることができ,参加者自身の活動が学術的活動へ貢献することを目に見える形で体験させることができる.
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