研究課題/領域番号 |
18K01118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04010:地理学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
青木 賢人 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (30345649)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 流域 / 地生態系 / 土砂収支 / 防災 / 白山 / 手取川 / 山地 / 開析 / 地理情報システム / DEM / 侵食 / 接峰面 / モデリング / 土砂流出 / UAV / 地形 / 地質 / 地生態学 / 地形発達 / 地生態 / 土砂移動 / レジリアンス / 地生態系多様性 / GIS |
研究成果の概要 |
地域社会のレジリアンスの向上を最終目的とし,地域社会の基盤を支える地生態システムを流域単位で検討した.白山山域および手取川流域を主たる対象として,山域における土砂生産(山中・青木,2019;Yamanaka &Aokiとして投稿準備中),河川による土砂運搬(小倉,2018),海岸への堆積と砂浜形成(山中・青木,2021)の土砂収支研究を軸として,土砂生産に影響を与える局地気象(池田・青木,2023,2021;小山・青木,2022)や地域生態系利用(高島ほか,2021)などの実態研究を行った.加えて,基盤環境と地域社会の安定的関係構築を意図し,地域防災の検討(青木・林,201など)を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
白山山域および手取川流域の土砂の生産・運搬・堆積のシステムと,流域の社会との関係は,白山市の基盤政策として展開されている「白山手取川ジオパーク」の基本概念にあたるものである.申請者は白山手取川ジオパーク推進協議会の学術委員として当該政策に深く関与するとともに,本科研費の成果をジオパークの学術的成果として還元してきた.白山手取川ジオパークは,2023年5月にユネスコ世界ジオパークとしての認定を受けたが,本研究もその学術的支援ができていたものと考える.また,申請者は白山市防災会議や石川県教育委員会の学校防災委員としても活動をしており,研究成果は防災政策や防災教育へも還元されている.
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