研究課題/領域番号 |
18K01430
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 宮崎産業経営大学 |
研究代表者 |
福島 都茂子 宮崎産業経営大学, 法学部, 教授 (00511982)
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研究分担者 |
梶原 克彦 愛媛大学, 法文学部, 教授 (10378515)
近藤 正基 京都大学, 法学研究科, 教授 (80511998)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ポピュリズム政党 / ヨーロッパ政治 / 福祉国家 / 移民・難民政策 / 家族政策 / コロナ対策 / 比較政治 / 移民 / 福祉ショービニズム / ポピュリズム / 政党分析 |
研究成果の概要 |
ポピュリズム政党を、①政策、②党運営・組織、③支持構造、の観点から総体的に把握し、欧州と日本の比較分析を行うという研究目的のもと、各担当者がそれぞれフランス、オーストリア、ドイツの右翼ポピュリズム政党の政策及び影響、また政党への影響について考察した。それぞれの研究成果は、個別に論文や学会報告等で公開している。 研究代表者の福島はフランスの右翼ポピュリズム政党RN(FNから改称)、研究分担者の梶原はオーストリアの右翼ポピュリズム政党「自由党」、同じく研究分担者の近藤はドイツの右翼ポピュリズム政党AfDをそれぞれ担当し、個別に研究を進めると同時にその研究成果を持ち寄り各国の比較分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ポピュリズム政党研究は近年増加しつつあるが、政党の支持拡大の手法にばかり注目が集まり、政策や党運営・組織、支持構造などを総体的に分析する研究は少なかった。本研究はそれを補うべく、各担当者がそれぞれフランス、オーストリア、ドイツの右翼ポピュリズム政党の政策及び影響、またそれらへの影響について考察を進め、かつ比較分析を行った。その結果、ポピュリズム政党は、福祉国家の社会的投資化、寛容な移民・難民政策、厳しいコロナ対策に対する不満の受け皿となり、低所得・低教育歴の人々を超えて中間層の支持を獲得している点が明らかになった。
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