研究課題/領域番号 |
18K01456
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
武藤 祥 関西学院大学, 法学部, 教授 (40508363)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | スペイン・ポルトガル政治史 / 権威主義体制 / 政軍関係 / イベリア半島 / イベリア半島政治史 / スペイン政治史 / ポルトガル政治史 |
研究成果の概要 |
本研究は、スペインのフランコ体制とポルトガルの新国家体制の下での政軍関係とその変化を分析したものである。両体制は、いずれも軍事クーデタを契機として成立したものの、体制と軍との関係は対照的なものであった。この違いを生んだ要因を、主に政治アクターとしての軍に着目して解明することが本研究の目的である。 本研究では、政軍関係論の理論を応用し、また一次史料を渉猟しながら、両国の政軍関係を比較の観点から分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、比較政治学においては、権威主義体制およびその下での政軍関係に注目が集まっている。民主主義体制が徐々に権威主義化する中で、政軍関係も流動化する事態が頻発しているためである。 本研究は、スペインとポルトガルを事例に、民主主義体制を打倒して権威主義体制が成立する過程、およびそこからの民主化過程における政軍関係の変化を分析したが、本研究の成果は、政治体制の変動期・流動期における政軍関係を分析する際にも有益な視座を提供するものと思われる。
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