研究課題/領域番号 |
18K01703
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07060:金融およびファイナンス関連
|
研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
辻 爾志 中央大学, 経済学部, 教授 (30367990)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | スピルオーバー / アセット・プライシング / 金融市場間の波及・連動性 / 計量分析 / 多変量解析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、金融及び関連する各種市場における種々の国際的なスピルオーバーの状況・効果に関する実証・計量的な解明であった。その成果の一部としては、世界主要国における銀行セクターの株式間のスピルオーバーの状況を明らかにした研究成果や、原油と原油関連株式の間のスピルオーバーの状況をグローバルな視点から明らかにした研究成果が挙げられる。さらに原油とバイオ燃料作物及び欧米の株式の間のスピルオーバーの状況を明らかにした研究成果も導出しており、これらは金融及び関連する各種市場における種々の資産間の国際的なスピルオーバーの状況を新しい計量的手法を用いて分析・解明したもので、本研究の代表的な研究成果である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、金融及び関連する各種市場における種々の資産間の国際的なスピルオーバー(資産の変動性の他資産や他市場への漏出(spillovers))の状況・効果に関する実証・計量的な解明を目的とするものであった。本研究により、全てとはいかないものの、各種の資産が、どのような形で国際的に相互に繋がっているかが解明された。即ち、より具体的な意味合いとしては、本研究により今後世界的な視野で種々の事象を学術的・社会的に見ていくうえで有用な新しい証拠が複数提示できたと考える。これらが本研究とその成果の学術的及び社会的な意義である。
|