研究課題/領域番号 |
18K01750
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
澤田 幹 金沢大学, 人間社会研究域, 客員研究員 (10215915)
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研究分担者 |
橋場 俊展 名城大学, 経営学部, 教授 (10364275)
佐藤 飛鳥 東北工業大学, ライフデザイン学部, 准教授 (90513060)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | リテンション・マネジメント / 人的資源管理 / 中小企業 / 治療と仕事の両立支援 / 人材定着 / 地域活性化と地域ブランド / 人口減少社会 / トータル・リワード |
研究成果の概要 |
本研究は、人材獲得競争の激化という経営環境下で、日本企業がどのように人材定着施策(リテンション・マネジメント)を進めていくべきなのかを理論的実証的に明らかにし、有効なマネジメント像を示唆することを目的としている。まず、日米の先行研究の整理を進めるとによって、リテンション・マネジメント論の現況と今後の方向について確認した。次に、先進的取組を行っているいくつかの企業の実態調査を行うことによって、そこから得られる知見・示唆を抽出した。そして、これらの理論研究、実証研究を整理し、それを踏まえて、今後の日本企業で適用可能なリテンション・マネジメントのあるべき姿について、一定の見解を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
元来人材確保・育成に苦慮する中小・零細企業が圧倒的多数を占める日本産業において、長期的観点に立てば、リテンション・マネジメントの必要性は今後ますます高くなると思われる。本研究で指摘した方向性は、この問題に苦慮する企業にとって、大きな示唆を与えるものと確信している。なお、当初の計画では、研究期間中に企業や経済団体向けの各種講演やセミナー等を開催して、研究成果の流布・社会還元に努める予定であった。しかし、コロナ禍の現況において、それはきわめて困難であったので、今後の課題としていきたい。
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