研究課題/領域番号 |
18K01755
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
宮尾 学 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80611475)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | イノベーション / オープン・イノベーション / 人材マネジメントシステム / イノベーション部門 / 人的資源管理 / 実験 / 組織能力 / 質問票調査 / イノベーションハブ / オープンイノベーション / 政治的スキル / イノベーション・ハブ / イノベーション・マネジメント / 人材マネジメント |
研究成果の概要 |
本研究では、イノベーションを成し遂げるために必要な組織的な要因を探索し、それらの要因と実際のイノベーション実現との関係を定量的に明らかにすることを目的に、①文献レビュー、②オープンイノベーションハブの役割についての質問票調査、③人材マネジメントシステムの効果についての質問票調査の3つの課題に取り組んだ。課題①では、イノベーションの実現にはイノベーション部門が重要な役割を果たすことが示唆された。課題②では、オープンイノベーションプロジェクトという文脈において、その仮説を実証的に検証することができた。課題③では、人材マネジメントシステムが従業員のイノベーション行動に強い影響を与えることが示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イノベーションを成し遂げるための組織的な要因の研究は、事例研究を中心とした定性的方法に依拠しており、定量的方法による研究が不足していた。本研究は、オープンイノベーションハブの役割、および人材マネジメントシステムが従業員のイノベーション行動に与える影響を質問票調査によって定量的に明らかにした点で、これまでの研究潮流に新たな知見をもたらした。また、これらの結果は「イノベーションを生み出しやすくするために、マネジャーは組織にどのような特性をもたせるべきか」という実践的な問いにも一定の指針を提供しており、社会的にも意義あるものとなった。
|