研究課題/領域番号 |
18K01761
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
藤川 健 兵庫県立大学, 国際商経学部, 准教授 (50454484)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中小企業 / 基盤産業 / 経営学 / 技術経営 / 国際競争力 / 経済政策 / 下請制 / サプライヤーシステム / サポーティング・インダストリー / 金型 / 存立基盤 / 競争・分業構造 / 技術革新 / 競争優位 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、競争力の焦点のシフトに重点を置いた新たな分析枠組を用い、グローバルな視点から型種別に金型産業の国際競争力を検討することにあった。そして、研究代表者は、日本の金型産業が国際的な競争の中でどのように定量的に位置付けられるのか、そこでの主要なプレーヤーとは如何なるものかを明示した。具体的に述べれば、貿易特化係数と商品交易条件の二軸で各国の競争力を比較した分析では、急激な日本の金型産業の国際的なプレゼンスの低下と、中国や韓国などの東アジア諸国の国際競争力の高まりが顕著に表れていることを提示した。さらに、グローバル市場では、どのような企業が売上額の上位を占めているのかを抽出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
上記の研究成果の概要で示した定量的に表現した国際競争力と、そこでの具体的な主要プレーヤーは既存研究で明示されていない。そのため、これら2点は、経営学・経済学的なアプローチから基盤産業を国際的に分析する研究者向けの理論上、並びに国際的な事業展開を検討している基盤産業の経営者向けの実践上の有意義なインプリケーションを与えると考えている。
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