研究課題/領域番号 |
18K01765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
田畑 智章 東海大学, 情報通信学部, 教授 (00329103)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ワークライフバランス / 働き方改革 / タイムマネジメント / 他者支援 / 定量化 / 可視化 / 貸借対照表 / 財務分析指標 |
研究成果の概要 |
本研究で,個人のワークライフバランスを定量的に測定するツールとしてワークライフバランスシート(WLBS)およびそれを可視化するものとしてワークライフバランスポートフォリオ(WLBP)を開発し,妥当性,有効性の検証を行った.これにより,働き方改革を目指した企業・自治体等の組織が行ったそれぞれの施策に対して,従来の生産性や満足度からの評価だけでなく,個人のワークライフバランスの変化に対しても定量的に把握できるようになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的な意義に関しては,ワークライフバランス研究が従来ケーススタディを中心とした定性的なアプローチが主流であったことに対して,労働経済学のタイムマネジメントの考え方と会計学における貸借関係の記述方法(貸借対照表)を応用した定量的アプローチを確立できたことが挙げられる. 定量的なアプローチが確立できたことで,職場におけるWLBの数値目標の設定や,働き方改革実施策の評価,個人のWLBに関するカウンセリングなどが行えるようになり,社会的意義は非常に大きいものと考える.
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