研究課題/領域番号 |
18K01770
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
歌代 豊 明治大学, 経営学部, 専任教授 (80386416)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | IoT / ビッグデータ / AI / 情報資産ベース戦略 / デジタル革新(DX) / エコシステム / 両利きの経営 / ダイナミックケイパビリティ / デジタル革新 / プラットフォーム / IoT(Internet of Things) / AI(人工知能) / 経営戦略 / ビジネスエコシステム |
研究実績の概要 |
IoT-ビッグデータ-AI(IBA)の進展に伴う企業戦略や産業構造の変化に関する先行研究のレビューに加え,研究会,CIO・IT部門長等とのオンラインミーティングをとおして,調査・情報収集を継続した。 企業の取り組み状況を,想定したフレームワークに照らして,1)価値供給プロセス革新(事業戦略レベル),2)製品・サービス革新(事業戦略レベル),3)新規事業創造(企業戦略レベル),4)エコシステム創造革新(企業間レベル)という4類型ごとに整理を行った。 これらの調査・分析をとおし,DXを推進するためには,多様な組織能力を包括し議論することが必要であること,そしてこれまでの組織能力概念は抽象的であるため,実践的示唆をえるためにはプラクティスレベルに落とし込み組織能力と対応付けることが必要であることを明らかにした。そして,推進するうえでの有効な重要プラクティスをあわせて整理し,共通点と類型別差異を検討した。加えて,その基盤としての組織能力とマネジメントアーキテクチャのあり方について検討を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症流行が断続的に継続し,面談によるインタビュー調査実施および研究会討議等が滞ったため。
|
今後の研究の推進方策 |
研究課題を明らかにするために,日本におけるデジタル革新に関する企業行動の分析を事例およびアンケート調査データに基づき行う。 まず,デジタル革新を生む組織の特徴に関する研究課題に関しては,さらに事例調査を行うことによりベストプラクティスを付した包括的組織能力モデル仮説を具体化する。 そして,定量調査(アンケート調査)を実施し,回答データに基づき,分析を行う。 最終的に,分析成果を横断的に考察し,組織能力~企業戦略~企業間関係の整合・適合に関する分析を行う。
|