研究課題/領域番号 |
18K01845
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
安田 洋史 青山学院大学, 経営学部, 客員教授 (90588542)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アライアンス能力 / 知識マネジメント / アライアンス経験 / アライアンス成果 / 組織学習プロセス / 組織ルーチン |
研究成果の概要 |
本研究はアライアンスを成功に導く企業の組織能力、すなわちアライアンス能力について論じ分析するものである。知識ベース理論の考え方を基礎としながら、アライアンス能力とは何か、知識マネジメントはどのようにアライアンス能力の構築に影響するのか、知識マネジメントを活性化し、アライアンス能力を向上させるための仕組みとはどのようなものか、という問いかけに応えることを試みた。機能、ツール、プロセス、外部連携という4つの仕組みを取り上げ、これらがアライアンス能力の向上にどのように影響するかについて、企業に対する質問票調査の結果を用いて分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アライアンス能力を論じた先行研究ではアライアンス成果の向上に繋がるアライアンス能力について論じられているものの、それが構築される具体的なメカニズムや条件などについては分析が行われていない。本研究では、企業固有のメカニズムや仕組みとアライアンス成果との関係を検証することにより、アライアンス能力が構築される具体的なメカニズムや、それを実現するための仕組みについて明らかにした。また知識マネジメントとアライアンス経験との補完性を明らかにし、アライアンス経験の少ない企業がアライアンスを成功に導くための実務的含意を導出した点にも意義があると言える。
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