研究課題/領域番号 |
18K01858
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
西浦 昭雄 創価大学, 経済学部, 教授 (00298217)
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研究分担者 |
高橋 基樹 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (30273808)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 南アフリカ / BEE政策 / 企業経営 / コーポレート・ガバナンス / 企業統治 / 経済格差是正 / 格差是正策 / 経済格差是正策 / BEE / アファマティブアクション |
研究成果の概要 |
南アフリカにおける黒人経済力強化(BEE)政策と企業経営の変容について、同国3都市への延べ3回にわたる訪問により、政府機関、商工会議所、研究者、企業等に計31件のヒアリングを実施し、既存の論文・報告書だけでは得難い貴重な情報を入手することができた。 さらに、アフリカ企業に特化したデータベース(WOWEB)を活用することで、当初計画の①取締役会の役割変化、②取締役会および執行役員構成の変化、③株主との関係変化、④ その他、ステークホルダーとの関係変化、⑤企業グループの変容について量的・質的に分析することができた。それら成果は研究学会で報告し、現在は論文としても取りまとめている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
南アフリカにおける黒人経済力強化(BEE)政策は所得格差を目指した注目されるべき取り組みであるが、企業経営がどのように変容してきたかという点について十分に明らかにされてこなかった。企業の意思決定の仕組みやステイクホルダー間の利害調整の変化を理解する上で、企業統治論を使っての分析はBEEについて理解する上で有用であると思われる。現地調査とデータベースを組み合わることで、例えば「どのような属性(人種、性別、経歴)をもった人が南アフリカ上場企業の経営者になっているのか」等を分析することが可能になった。
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