研究課題/領域番号 |
18K01859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
橋場 俊展 名城大学, 経営学部, 教授 (10364275)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 従業員エンゲージメント / ワーク・エンゲージメント / HRM / 仕事の要求度-資源モデル(JD-Rモデル) / 従業員の発言機会 / エンゲージメントの暗黒面 / 持続可能なエンゲージメント / 仕事の要求度-資源モデル / 心理的安全性 / 単元主義的準拠枠 / 多元主義的準拠枠 / 発言機会 / 組織的エンゲージメント / 非組合型従業員代表 / 人材定着 / エンゲージメント / 金銭的報酬 / 非金銭的報酬 / トータル・リワード / 人的資源管理 |
研究成果の概要 |
本研究は、あらゆる調査から低調であると指摘されている日本企業の従業員エンゲージメント度数の向上に資するマネジメント像について人的資源管理を主眼を置きながら考察することを目的としている。具体的な研究成果としては、国内外の先行研究を分析を通じて、従業員エンゲージメントに関する日米欧の研究動向や日本におけるエンゲージメントの実態を把握し、聞き取り調査で得られた知見を援用しながら、仕事の資源拡充を中心としたHRMの整備を進め、持続可能なエンゲージメント構築を図っていくことが日本にふさわしい従業員エンゲージメント向上策であろうとの見解を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「組織に貢献しようという従業員の自発的な態度・意欲・姿勢そして行動」を意味する従業員エンゲージメントの向上は、企業とそこで働く従業員の双方にとって望ましいものとされ、日本でも産官学を挙げてその実現を目指している。そうした中、あえて従業員エンゲージメントを批判的に捉える(主に英国学界の)少数意見に着目しそれらを踏まえたうえで本研究が提言する日本型従業員エンゲージメントモデル(従業員を尊重する先進的人的資源管理、従業員への手厚いサポートなど)は、「働き方改革」の途上にある日本の職場の実態に即したものであると考える。
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