研究課題/領域番号 |
18K01905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
乙政 佐吉 小樽商科大学, 商学部, 教授 (20379514)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 業績測定システム / リーダーシップスタイル / マネジメント・コントロール / バランスト・スコアカード / リーダーシップ / 管理会計 |
研究成果の概要 |
本研究では、「どのようなリーダーシップの下でどのような特性を有する業績測定システムが実践されれば効果を生み出すのか」を解明すべき問いとして設定した。結論として、「構造づくり」および「配慮」の2次元から経営トップのリーダーシップを捉えた場合、非財務指標を取り込んだ業績測定システムであっても、高いレベルでの「構造づくり」のもとでは、財務成果を重視した高度にトップダウン型のコントロールとして利用されるため、組織成員の自発的な行動を必ずしも生み出せていないことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実務においてバランスト・スコアカードや方針管理の実践方法は必ずしも一様ではない。同じ技法であっても実践方法が異なる原因の一つは経営トップのリーダーシップにあると考えられる。経営トップのリーダーシップが異なれば組織成員に与える影響も変化しうる。リーダシップ・スタイルによって業績測定システムの活用方法や業績指標の利用方法が影響を受けることをs示した先行研究に対して、組織成員にマイナスの影響を与えるリーダーシップの存在を明らかにした点に本研究の学術的意義がある。
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