研究課題/領域番号 |
18K01948
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
|
研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
窪田 祐一 南山大学, 経営学部, 教授 (40329595)
|
研究分担者 |
三矢 裕 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (00296419)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | マネジメントコントロール / コントロールパッケージ / Levers of Control / イノベーション / 両利きの経営 / 創造性 / 企業家的ギャップ / エフェクチュエーション / 企業家精神 |
研究成果の概要 |
本研究では、レバーズ・オブ・コントロール(LOC)にもとづいて実際のマネジメントコントロール・パッケージ(MCP)のパターンを識別し、企業のMCPの選択がイノベーション戦略と組織文化によって異なることを明らかにした。また、本研究は、イノベーション戦略とMCPパターンが両利き経営の成果(両利きイノベーションの実現と企業業績)に与える影響を調査し、その成果を効果的に得るには、すべてのLOCを重視するMCPパターンの利用が有効であることを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、企業が選好するMCPのパターンを解明し、MCPの選択に影響を与えている戦略的要因・文化的要因を明示したことに学術的かつ社会的意義がある。また、両利き戦略を採用するだけでは、イノベーションは実現せず、全体業績も向上しないことを明らかにし、すべてのLOCを重視するMCPパターンが不可欠であることを示した。このことは両利き経営を実践しようとする企業にとって、戦略策定に加えて,経営理念や経営システムの要である管理会計が不可欠であることを示唆している。このことにも意義を見いだせる。
|