研究課題/領域番号 |
18K02127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 東京医療学院大学 |
研究代表者 |
内田 達二 東京医療学院大学, 保健医療学部, 准教授 (00715170)
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研究分担者 |
中村 裕子 社会福祉法人仁至会認知症介護研究・研修大府センター(研究部、研修部), 研修部, 室長 (10790371)
山口 友佑 社会福祉法人仁至会認知症介護研究・研修大府センター(研究部、研修部), 研修部, 研修企画係長兼研究員 (70809540)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 高齢者施設 / ケアの質 / ケア文化 / ロジックモデル / 職場風土 |
研究成果の概要 |
組織文化は,ケアの質に影響を与えるとされる。文化とは,人間の存在に意味を与え,個人の利益を超越する「重要な価値」である。本研究では,組織文化の醸成の過程を検討した。そして,以下の成果を得た。1) 組織文化醸成の過程とその中で重要な取り組みをケア専門家のインタビュー調査から明らかにした。2) ケア専門家により明らかにされた組織文化醸成の要素をアンケート調査し,その分析結果から「施設の取り組み・仕組みづくり」6因子,それによる「職員の変化」4因子,「利用者・家族・組織の変化」4因子を抽出し,ロジックモデルで構造化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者施設サービスの質の向上に向けた取り組みは重要であり,現行制度では人的,物理的環境等のサービス提供上の基準を設けているが,今回作成した指標によりサービスの質向上のための取り組みについて確認することが可能となる。組織としてサービスの質向上に向けてできていること,今後取組むべき課題について確認し対応していくことで,質の改善につながることが期待される。利用者・家族の要望がサービス提供に反映されるような取り組みが重要であることが示唆された。
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