研究課題/領域番号 |
18K02129
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 中部学院大学 |
研究代表者 |
後藤 真澄 中部学院大学, その他部局等, 教授 (70301710)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 認知症 / 看取り / 緩和ケア / 終末期 / アウトカム / 評価指標 / 家族満足度 / ケアの質の評価 / 終末期ケア / 高齢者 / 終末期ケア(end of life) / 看護小規模多機能型居宅介護 / グル-プホーム / 家族 / 看護師 / グループホーム / 満足度 / エンドオブライフ・ケア / 介護老人福祉施設 / 認知症グル-プホーム / 評価 / エンドライフオブケア |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、介護老人福祉施設における認知症エンドオブライフ・ケアの家族満足度及び職員の評価を行い、ケアの質を規定する要因を明らかにする。 調査内容は、家族の満足度評価及び職員のケア実施度、ケア到達度評価をもとに、ケアの質に関連する要因を統計的手法にて明らかにする。結果は、家族の職員のケアに対する満足度は高いが、家族自身を評価する満足度においては、やや低い傾向が見られた。家族満足度に関連する要因は、家族関係の良否、夜間看護師の有無、看取り加算の有無に有意差が見られた。職員要因は、医療施設併設の有無、医療ケアの可否、看護師数定数以上に有意差が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国の認知症高齢者の数は、2025年には700万人を超えることが試算されている。認知症高齢者数が増大し、そのケアの延長線上に終末期のケアが必要となり、誰が何処でどの様に看取るかが、大きな課題となっている。しかし、認知症末期ケアにおける評価に関する情報もほとんどなく介護施設等で看取りケアを受けている人に関する評価の有効な評価指標はない。ケアの質評価については、認知症高齢者の代弁者となる家族にも焦点があてられるべきであるが、その指標もない。今後認知症の人の看取りケアの質を規定する要因を明らかにするとともに、本人と家族が満足できる看取りケアを今、生活している場で継続して行えるように考える必要がある
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